面接で現年収(前職の年収)を聞かれるのが嫌い

転職活動で面接に行くと、だいたいどの会社も現年収を聞いてくる。

この文化が本当に嫌いなので、その気持ちをブログにまとめてみた。

最近の Twitter のツイートまとめ

だいたいどの会社も現年収を聞いてくるけど、これ本当に無くなって欲しいな...。現年収の情報を加味して提示年収を考えたりしてるんだろうけど、それが本当に嫌い。
— 神速 (@sinsoku_listy) 2018年2月16日

内定では社内の評価基準に準じた提示年収を出して、入社後の最初の1ヶ月とかで見込み違いだったら理由を述べて年収を下げてくれる方が納得感がある。もちろん、見込み以上だったら上げて欲しいけど。
— 神速 (@sinsoku_listy) 2018年2月16日

前職の給与を聞くな！社内の評価規定をベースにして、採用したい人なら高く提示するなり、調整するなりしてくれ！

前職の給与を考慮した金額を提示される方が嫌だ。
— 神速 (@sinsoku_listy) 2018年3月5日

内定のときの提示年収は他社と戦う金の弾丸。自社の環境に自信あって、低い年収提示で採用できると思うなら低く、どうしても採用したい人なら高く提示すれば良い。
— 神速 (@sinsoku_listy) 2018年3月5日

生活する上で、最低限の必要な年収はあると思います。特に結婚していて奥さんや子供がいると、気になるところです。

これを人事が気にして現年収を聞きたくなる気持ちも分かるのですが、それは 希望年収 を聞けば事足ります。現年収を聞く必要はありません。

できれば現年収より高い金額を提示したいというケース。

そんな「お気持ち」で年収が簡単に上がる評価基準の会社は微妙。

他社で評価が高い人であれば、おそらく仕事もできるし、高い年収を提示しても良いはずというケース。

自分で相手の技術力を測ろうとせず、他社の評価を無条件で信じるその姿勢が嫌いです。短い面接で相手を正確に評価することが難しいと重々承知していますが、それでも自分で評価しようとする姿勢は持っていて欲しいと思っています。

そもそも、業種や会社規模の異なる他社の評価を参考にするのもどうかと思います。

採用するために、現年収より高い金額を提示しておきたいケース。

そんなに採用したい人であれば、現年収に関係なく上限の金額を提示すれば良い。中途半端に「現年収 + 50万」みたいなの提示して、他社のオファー金額に競り負けたら後悔する。

現年収と同じ、もしくは微増の提示年収なら承諾される可能性が高いと考えて聞くケース。

この気持ちは少し分かるけど、エンジニアを安く採用したいと思っている企業は嫌いです。

現年収を聞く理由は下記の2つくらいしか思い浮かびません。

給与テーブルや評価基準を明確にしている企業様は現年収を聞かないようにして頂けると、「この企業は評価基準が明確なのか」と分かるので聞かないようにして頂ければ幸いです。

この記事が人事の目に止まって、現年収を聞く文化が消えて無くなって欲しい。