DMMを退職しました
退職エントリを書くつもりはあまり無かったけど、はてブに退職エントリが多くあがっていて書く気力が高まったので書いてみた。
DMMに入社した理由
去年の5月に入社しました。
あたりに魅力を感じて内定を承諾した。
DMMでやっていたこと
とあるサービスのリプレイス案件*1のサーバサイドエンジニアを担当していた。
- 既存のデプロイ方法の修正
- AWSのアーキテクチャ設計
- APIや管理画面をRailsで実装
- RubyやRailsに関するレビュー(他メンバーがあまりRailsに慣れていなかった)
- Terraformを使ったインフラ業
- 死活監視の設定
- タスク管理
この案件、入社して2ヶ月でデスマの気配を感じていた。
自分の予知能力Lv3だと死ぬ未来が見えてるんだけど、他メンバー全員が合意してるし、きっとみんなの予知能力が高くてプロジェクトが成功する未来が見えているのだろう。信じる。
— 神速 (@sinsoku_listy) 2018年6月18日
そして、9月くらいにデスマを避けられないと感じていた。
何をやっても世界線が収束してデスマになりそうな気がするので、諦めた方が早いのでは…。
— 神速 (@sinsoku_listy) 2018年9月3日
リリース前は死ぬほど大変だったけど、なんとか生きてリリース日を乗り越えることが出来て良かった。
デスマを予測できていたのに、どうにも出来なくて自分のスキル不足を痛感した案件だった。
プロジェクト管理に関しては 言いたい事が山程ある けど、これは綺麗に書ける気がしないので控えておく。*2
リリース後
リリース後は落ち着いたのでふりかえりをしたり、開発の進め方を変えたりしていた。 そして、役割がスクラムマスターになったのでスクラムマスター業をしていた。
あと、隙間時間で他チームのRailsアプリのレビューを勝手にしていた。 パフォーマンス改善や脆弱性を指摘できたので、少しは貢献できていたと思う。
辞めた理由
色々とあるけど、あまり書くと残っている方々に迷惑がかかるので、当たり障りのない範囲だけ書いておく。
- 自分のやりたい事は終わった
- 大きな企業の社内サービス、ツールの状況がわかった
- Railsでゼロからアプリを作ってリリースまで終わった
- 査定結果が年収640万だった
- 年収交渉したが、事業部で昇給するのは無理だった
- 異動を含めた交渉もしたが、無理だった
- DMMに残りたい理由が特になかった
DMMは売上のある事業をいくつも持っているし、多くのエンジニアを抱えていてポテンシャルは高いと思う。 ただ、制度や組織体制には微妙な点(=改善できそうな点)が非常に多い。
こういう点を直すのには興味あって、横断的な部署に異動して技術で会社を改善していきたいな...と半年前くらいから1on1で異動の打診はしていた。 ただ、需要がないのか、自分の技術不足なのか無理だった。
それ以外で特にDMMでやりたい事もなかったので、退職することにした。
次にやること
去年の開発で疲れたので、当分はフリーランスで週1だけ仕事して、残りはOSSにパッチでも投げる生活をしようかなと思っています。
あと、作ってみたい個人サービスのネタがあるので、プロトタイプを作ってみる予定。