面接で現年収(前職の年収)を聞かれるのが嫌い

転職活動で面接に行くと、だいたいどの会社も現年収を聞いてくる。

この文化が本当に嫌いなので、その気持ちをブログにまとめてみた。

最近の Twitter のツイートまとめ

たぶん人事が考えていること

生活レベルを維持できる金額を提示したい

生活する上で、最低限の必要な年収はあると思います。 特に結婚していて奥さんや子供がいると、気になるところです。

これを人事が気にして現年収を聞きたくなる気持ちも分かるのですが、それは 希望年収 を聞けば事足ります。現年収を聞く必要はありません。

現年収より高い金額を提示したい

できれば現年収より高い金額を提示したいというケース。

そんな「お気持ち」で年収が簡単に上がる評価基準の会社は微妙。

他社の評価を参考にしたい

他社で評価が高い人であれば、おそらく仕事もできるし、高い年収を提示しても良いはずというケース。

自分で相手の技術力を測ろうとせず、他社の評価を無条件で信じるその姿勢が 嫌い です。 短い面接で相手を正確に評価することが難しいと重々承知していますが、それでも自分で評価しようとする姿勢は持っていて欲しいと思っています。

そもそも、業種や会社規模の異なる他社の評価を参考にするのもどうかと思います。

採用したい

採用するために、現年収より高い金額を提示しておきたいケース。

そんなに採用したい人であれば、現年収に関係なく上限の金額を提示すれば良い。 中途半端に「現年収 + 50万」みたいなの提示して、他社のオファー金額に競り負けたら後悔する。

少しでも安い金額で採用したい

現年収と同じ、もしくは微増の提示年収なら承諾される可能性が高いと考えて聞くケース。

この気持ちは少し分かるけど、エンジニアを安く採用したいと思っている企業は 嫌い です。

まとめ

現年収を聞く理由は下記の2つくらいしか思い浮かびません。

  • エンジニアを安く採用したい
  • 自社で評価せず、他社の評価を使って楽したい

給与テーブルや評価基準を明確にしている企業様は現年収を聞かないようにして頂けると、「この企業は評価基準が明確なのか」と分かるので聞かないようにして頂ければ幸いです。

この記事が人事の目に止まって、現年収を聞く文化が消えて無くなって欲しい。